頭皮を指でこする

頭皮を指でこするセルフチェックは、もっとも簡単な方法です。

まず、手洗いをして手についた臭いを消します。指の腹で頭皮をこすり、臭いがあるかどうかチェックしましょう。場所によっても臭いの強さが変わるので、頭頂部や生え際など場所をずらしてチェックしてみてください。緊張やストレスで頭皮が臭うこともあるので、様々なシーンでチェックしてみてもよいでしょう。

枕の臭いをチェック

頭皮の臭いが気になる方は、起床後に枕の臭いを嗅いでみましょう。気温の変化によって汗をかく量も違ってきますが、就寝中に発生する頭皮の臭いをチェックできます。

また、夜に髪を洗わず朝シャンの習慣がある方は、頭皮の臭い予備軍です。朝にシャンプーをしても、夕方には頭からの臭いが気になってしまう方もいるでしょう。髪の汚れを落とさずに寝てしまうと頭皮環境を悪化させてしまうため、朝シャンの習慣がある方は改善したほうがよいかもしれません。

ドライヤーの風を当てる

乾燥した髪にドライヤーの風を当てると、髪の臭いを確認できます。お風呂上がり後のドライヤーの際に髪から変な臭いがしたら、汚れがしっかり洗い流されていないのかもしれません。また、頭皮の乾燥は臭いの原因になるため、ドライヤーで乾燥させる前にコンディショナーでしっかり保湿しておくことが重要です。

ストレスと睡眠不足

ストレスと睡眠不足は、頭皮の臭いの原因になります。人はストレスを感じるとホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。

ホルモンバランスによって生まれる活性酸素は、皮脂の酸化を促進します。悪玉菌の増加に伴って、頭皮に臭いが発生すると言われているのです。

食生活の乱れ

ジャンクフードやスナック菓子を食べすぎると、中性脂肪が増えて皮脂が過剰に分泌されてしまいます。ほかにも、肉や乳製品などの糖分・脂質を多く含む食事も中性脂肪が増える可能性があるので、食事内容には気をつけましょう。食生活が乱れると頭皮の血行が悪くなってしまうので、頭皮の健康のために規則正しい食生活を心がけてください。

シャンプーのしすぎ

頭皮の臭いが気になってしまい、1日に何度もシャンプーをする方もいるでしょう。しかし、シャンプーをしすぎると頭皮の健康に欠かせない皮脂も洗い流してしまいます。皮脂がなくなると、頭皮の乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌されるので、頭皮の健康は改善されません。頭皮環境を改善したい場合は、乾燥しないようにコンディショナーで保湿しましょう。

髪が生乾き

髪をドライヤーで乾かさずに放置すると、菌がどんどん増えていきます。髪が短いとそのまま寝てしまう方がいますが、ダメージの原因になるのでしっかり乾燥させることが大切です。